Trip.comで航空券を予約しようとすると、同じ便でも「Standard」「Flexible」など、条件の異なるプランがあります。
さらに「TripFlex・楽々キャンセル&変更」というオプションまで出てくると、
「何が違うの?」
「TripFlexって付けた方がいい?」
「安いStandardで十分じゃない?」
と迷いますよね。
私も航空券を探していて、ここで手が止まりました。
この記事では、Trip.comのTripFlexとは何なのか、Standard・Flexibleとの違い、追加料金を払って付ける必要があるのかを整理します。
航空券は安さだけで選ぶと、変更やキャンセルのときに思わぬ費用がかかることがあります。
予約ボタンを押す前に、自分にはどの選択肢が合っているのか確認しておきましょう。
結論|TripFlexは全員に必要ではない
先に結論から。
TripFlexは、すべての人が付ける必要はありません。
旅行の日程がほぼ確定していて、変更やキャンセルの可能性が低いなら、追加料金を払ってTripFlexを付けないという選択もあります。
- 予定が変わる可能性がある
- かなり先の航空券を予約する
- 変更・キャンセル時の負担が大きい航空券を予約する
- 「もし行けなくなったら」と考えると予約をためらう
こんな場合は、TripFlexを付けるメリットがあります。
ただし、ここで少しややこしいのが「Standard」「Flexible」と「TripFlex」の違いです。
名前だけ見ると、FlexibleとTripFlexは同じように見えますが、同じものではありません。
まずは、この3つの違いから見ていきます。
Standard・Flexible・TripFlexは何が違う?
ここが少しややこしいところです。
| Standard・Flexible | TripFlex | |
|---|---|---|
| 何? | 航空券の運賃タイプとして表示される名称 | Trip.comの追加オプション |
| 条件 | 航空会社・航空券によって異なる | TripFlexの利用規約による |
| 変更 | 運賃規則による | 条件を満たせば1回利用可能 |
| キャンセル | 運賃規則による | 条件を満たせば規定に基づき返金 |
| 料金 | 航空券価格に反映 | 対象航空券の予約時に追加料金が表示される |
StandardよりFlexibleの方が名前からして自由そうですが、「Flexibleなら必ず無料で変更・キャンセルできる」とは限りません。
航空会社や航空券によって条件が違うため、予約画面に表示される変更・キャンセル条件を確認する必要があります。
TripFlexは、航空券をTrip.comで対象の航空券を予約するときに追加できるサービスです。
条件を満たせば、予約後の変更やキャンセルにTripFlexのルールを利用できます。
「Flexibleな航空券を買う」のと「TripFlexを付ける」のは別の話。
ここを分けて考えると、かなり分かりやすくなります。
TripFlex(楽々キャンセル&変更)とは?
TripFlexは、Trip.comで対象の航空券を予約するときに追加できる有料オプションです。
正式には「TripFlex・楽々キャンセル&変更」と表示されています。
急に予定が変わって航空券を変更したり、旅行そのものをキャンセルしたりすると、航空会社の規定によって手数料がかかることがあります。
TripFlexを付けておくと、TripFlexの利用規約に沿って変更またはキャンセルができます。
TripFlexでできること
大きく分けると2つです。
① 航空券を変更する
TripFlexを利用した変更は原則1回です。
変更時に航空会社から請求される変更手数料は補償されますが、新しく選んだ航空券の方が高ければ、その運賃差額は自分で支払います。
② 航空券をキャンセルする
TripFlexの条件を満たしてキャンセルした場合、航空会社から請求されるキャンセル料などが補償されます。
ただし、TripFlexそのものを購入した料金は原則として返金されません。
また、TripFlexを使って航空券を変更したあと、同じTripFlexを使ってキャンセルすることはできません。
「変更もキャンセルも何度でも無料」というサービスではないので、ここは予約前に知っておきたいところです。
TripFlexの料金はいくら?
TripFlexの料金は一律ではありません。
私がTrip.comで航空券を探したときは、Economy Standardが59,950円。TripFlexは4,430円で追加できました。
Standard+TripFlexで64,380円です。

TripFlexを4,430円で追加すると合計64,380円。
画面上ではキャンセル料・変更手数料ともに無料と表示されました。
ここまでは分かりやすいのですが、気になったのはその下です。
同じ便にEconomy Flexible 63,850円がありました。
Standard+TripFlexより530円安い。
「それならFlexibleでいいのでは?」と思いますよね。

65,150円のFlexibleも変更は無料ですが、キャンセル料15,000円〜です。
ここで分かったのが、「Flexible=キャンセルも変更も無料」ではないということ。
今回の例なら、
| 選択肢 | 支払額 | キャンセル | 変更 |
|---|---|---|---|
| Standardのみ | 59,950円 | 28,010円〜 | 16,010円 |
| Standard+TripFlex | 64,380円 | キャンセル料を補償※ | 変更手数料を補償※ |
| Flexible | 63,850円 | 18,010円〜 | 3,010円 |
| Flexible | 65,150円 | 15,000円〜 | 無料 |
※TripFlexには利用条件があります。次で詳しく見ていきます。
TripFlexを使う前に知っておきたい注意点
往復航空券は、行きの便が出発した後は使えない
往復航空券にTripFlexを付けた場合、行きの便が出発する前まで利用できます。
旅行先で体調を崩して帰国日を変更したくなっても、すでに行きの便が出発していればTripFlexは使えません。
変更できるのは1回
TripFlexを使った変更は1回のみです。
変更できるのは日時。出発地や目的地は変更できません。
変更とキャンセルの両方には使えない
TripFlexで一度航空券を変更すると、その後、同じTripFlexを使ってキャンセルすることはできません。
運賃の差額は自己負担
変更手数料が補償されても、変更後の航空券が高ければ、運賃の差額は自分で支払います。
TripFlexの料金は通常返金されない
TripFlexを使って航空券をキャンセルしても、TripFlex自体の料金は通常戻りません。
今回の例なら、4,430円は返金されないということです。
航空会社の欠航・運航変更の場合は?
航空会社による欠航や運航変更など、自分の都合ではない理由で予約が変更・キャンセルされた場合は別です。
この場合、TripFlexは無効となり、TripFlexの料金も返金されます。
手続きはTrip.comから
TripFlexを利用するときは、Trip.comから変更・キャンセルの手続きをします。
航空会社へ直接申し込んだ場合、TripFlexは利用できません。
TripFlexが必要な人・いらない人
TripFlexを付けるかどうかは、予定が変わる可能性と追加料金を見て決めます。
TripFlexを付けるメリットが大きい人
- 数か月先の航空券を早めに予約する
- 仕事や家庭の都合で予定が変わる可能性がある
- キャンセル料・変更手数料がTripFlexの料金よりかなり高い
今回検索した航空券では、Standardのキャンセル料は28,010円〜、変更手数料は16,010円でした。
TripFlexは4,430円。
このように、TripFlexの料金と通常のキャンセル・変更費用に大きな差がある場合は、比較する価値があります。
TripFlexがいらない人
- 出発まで日が近く、予定がほぼ確定している
- 変更やキャンセルの可能性が低い
- もともと変更・キャンセル条件のよい航空券を選んでいる
- TripFlexの追加料金に対して、通常のキャンセル・変更費用との差が小さい
まとめ|TripFlexは必要?
TripFlexは、航空券の変更やキャンセルに備えられるTrip.comの有料オプションです。
予定が変わる可能性があるなら、TripFlexの追加料金と、航空券のキャンセル料・変更手数料を確認してから決めるのがよさそうです。
TripFlexの料金や適用条件は、予約する航空券によって異なります。
🔽予約する便ではいくらになるのか、Trip.comで確認してみてください。